これからの英語学習どうなるの?そして失っているもの・・・。

現在の大学入試センター試験が、今の中学3年生が受ける2020年1月(2019年度)の実施を最後に廃止され、新しい共通テストに移行するにあたり文部科学省がガイドラインをまとめた記事が先週の5/17水曜日に、新聞で大きく取り上げられました。マークシート式のみの1発勝負の大学入試ではなく、記述式も加えられたテストとなります。英語に関しては英検、TOEFLやIELTSといった民間が行なっているテストを用いて英語力を見ていくのですが、まだ詳細は決まっていないようです。確実なことは『読むこと』『聴くこと』だけでなく『書くこと』『話すこと』が加わるテストになることは間違いありません。
大学入試にとても詳しい先生とお話する機会が先週ありました。2年後には国公立大の試験も大きく変わっていくそうです。既に私大では、内容も変化しつつあるようです。このような変化はここ数年で大きく変わり、もちろん、小学校からの英語教育にも大きく影響していきます。前にもブログに書いたかと思うのですが、2020年から小学3年生から必須化していきます。

現場では様々な年齢のお子さんに英語を教えています。現在トドラーから小学生は主にネイティヴ講師レッスンを行っています。中学生対象の受講生も基本はネイティヴ講師によるレッスンが主流ですが、プライベートやセミプライベートは、主に日本人講師が担当しています。望ましいのは英語でレッスンを進めていくことですが、長い目で見た英語教育ではなくまずは今の中間・期末テスト対策に追われている受講生たちも多くいるのが現実です。実際に英語が得意でレッスンを受けている受講生ばかりではありません。英語が苦手で仕方ない、という子供たちが多いのも現実です。でもこれは稀ではないのです。

さて、中学生に焦点を当てて見ましょう。この10~15年に大きな学力の差が感じられるようになりました。会話力を高めなくては!!という理由からなのか、読むことや文法がおざなり状態になっているように思います。でも一番、懸念されることは、母国語の読解力の低下が挙げられます。書店に行って棚に並んでいる参考書や問題集を見ると、10年前に使用していた問題集が廃刊になっていたり、テキストが改正されるごとに、事体のサイズが大きくなっていて、内容量が減っていたりと、ゆとり教育は終わったはずなのに、問題量がとても減っていることに驚かされます。
スマホなどの影響なのか読書をする子が減少しているのもその一つの原因かもしれません。2020年には記述が増えるということですが、読書をしてインプット力を鍛えないとアウトプットはできません。使える英語を学ぼう!ということで、会話だけに重視していても効果は現れません。

母国語がしっかりできる子は比例して外国語習得にも強いのは間違いありません。読解力が高まると理解度も高まります。これは何を問うているのか?をしっかり自分の力で養っていってもらいたいです。

ミューズでは今年度より英語による音読→朗読する時間を増やし家庭学習でも奨励していきたく思っています。これから英語教育はどんどん変化していきます。キッズクラブや新たなるクラスを新設して、さらなる進歩をしていきたく常に考えていきたく思います。

英語学習はコツコツと地味な努力が次なる飛躍につながりますが、目先の目標だけを目指していては、視野が広がりません。日々、読書をする習慣をつけて、子供たちが自由に質問できたり、意見を伝えれたり、対話できる環境を私たち大人が作り上げていきたいものです。  


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by muse-kids | 2017-05-22 21:49